福島市議会令和5年9月定例会議の本会議に出席しました。
本日は代表質問と一般質問が行われ、代表質問に2名、一般質問に2名の議員が登壇し、私も次の質問を行いました。

  1. 本市の福祉政策について
    (1)医療的ケア児の現状について
     ①本市が把握している医療的ケア児の人数を伺う。
     ②難病の医療的ケア児について、これまでの主な本市への相談内容を伺う。
     ③ローハッド症候群等の難病の医療的ケア児とその保護者を支援する際の、本市の主な課題を伺う。
    (2)重度障がい者等日常生活用具について
     ①重度障がい者等日常生活用具の利用状況を、医療的ケア児の利用状況も含めて伺う。
     ②重度障がい者等日常生活用具への新たな用具の選定は、利用者などからの要望、当該用具の用途や有効性、現在給付対象となっている品目や他の福祉用具との公平性、他自治体の実施状況などを踏まえ決定することとなっているが、近年追加された品目を、その検討過程も含めて伺う。
     ③災害等の停電に備え、電源を確保できる病院等への移動時の使用を想定し、人工呼吸器や電気たん吸引器を常時必要としている医療的ケア児は、発電機や外部バッテリーが必要不可欠であるため、これを重度障がい者等日常生活用具の対象種目に追加している他自治体の事例が増えているが、本市でも追加することへの見解を、本市が把握している他自治体の事例も含めて伺う。
     ④重度障がい者等日常生活用具の対象者に関する給付条件について、見直しへの本市の見解を伺う。
     ⑤重度障がい者等日常生活用具取り扱い業者の指定条件である、適切なアフターサービス等の項目について、業者指定後の確認方法を伺う。
     ⑥重度障がい者等日常生活用具に関する給付申請や業者指定申請等の各種申請について、オンライン申請を導入することへの本市の見解を伺う。
    (3)医療的ケア児の保育について
     ①国において、医療的ケア児保育支援事業等が行われ、医療的ケア児の保育を支援しているが、本市での医療的ケア児の保育に関する検討状況を伺う。
     ②施設側の医療的ケア児を受け入れる際の課題について、厚生労働省子ども家庭局保育課が令和4年9月30日に行った令和4年度医療的ケア児の地域支援体制構築に係る担当者合同会議の資料、「保育所等での医療的ケア児の支援に関するガイドラインについて」によると、現在感じている課題は「事故発生時等のリスクへの対応」が51.2%と最も多く、次いで「看護師の確保が難しい」が49.8%であるが、本市の課題を伺う。
     ③②で紹介した資料では、東京都港区でのクラス担任の看護師・保育士の連携や定期的な評価によるアセスメント表の見直し、香川県高松市での訪問看護師の巡回によるケア実施体制の構築や医療的ケア児等コーディネーターの活用等、先進事例も紹介されているが、これらを本市でも参考にすることについて、見解を伺う。
    (4)医療的ケア児を対象とした通院やレスパイト等の支援制度について
     ①医療的ケア児が通院する際の支援制度について、これまでの検討状況を、本市が把握している他自治体の事例も含めて伺う。
     ②医療的ケア児のレスパイトを介護サービスの一環として実施している事例について、本市が把握している県内の状況を、県との連携状況も含めて伺う。
     ③医療的ケア児への休日や夜間も含めた居宅介護について、本市の現状を、本市が把握している他自治体の支援状況も含めて伺う。
    (5)医療的ケア児に関するウェブページや相談窓口について
     ①医療的ケア児に関する本市の相談窓口は、障がい福祉課、こども家庭課、こども発達支援センター、健康推進課、教育研修課等と多岐に渡っているが、各相談窓口に関するウェブページのアクセシビリティについて、満たしている適合レベルと対応度等の評価結果を、アクセシビリティ向上に向けた取り組みも含めて伺う。
     ②①の相談窓口に関する各ウェブページのアクセシビリティについて、コンテンツ構成を見直しながら情報を一元的に得られる窓口となるコンテンツを追加し、その結果をユーザーテストの活用によって評価・改善することでアクセシビリティを高めていくことも考えられるが、本市の見解を伺う。
     ③医療的ケア児に関する本市の相談窓口について、専用窓口を設け、より市民に寄り添った体制にすべきと考えるが、見解を伺う。
  2. リスキリングやリカレント教育等の学び直し並びに人材育成や集積について
    (1)本市職員への教育について
     ①本市職員の修学及び通信教育等でのリスキリングやリカレント教育について、実施状況を、成果も含めて伺う。
     ②資格取得費用の一部助成制度について、これまでの成果を伺う。
     ③資格取得後の人材活用等のこれまでの実績を、今後の計画も含めて伺う。
    (2)本市市民の学び直しについて
     ①学習センターでの資格取得等、本市市民の学び直しについて、本市が行っている支援を、成果も含めて伺う。
     ②本市市民が学び直しする際の専門学校や資格試験予備校等の市内の学習環境について、本市が把握している状況を伺う。
     ③市内にWeb・動画クリエイター養成スクールが誕生したが、本市との連携状況を、今後の連携計画も含めて伺う。
     ④民間による各種学校を今後より一層誘致し、人材育成に力を入れることも考えられるが、本市の見解を伺う。
    (3)ふくしま起業女子応援パッケージについて
     ①ふくしま起業女子応援パッケージについて、本市の支援内容を、成果も含めて伺う。
     ②ふくしま起業女子応援パッケージでの支援について、現在行われている中小企業診断士による支援に加え、起業された企業の経営戦略に基づき、ITを活用した事業戦略とその実現に向けた情報システム戦略と全体システム化計画を策定し、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスを改革・高度化・最適化することで、事業革新、業務改革、及び競争優位を獲得する製品・サービスを創出し、ビジネスを成功に導くため、ITストラテジストによる支援を追加することも考えられるが、本市の見解を伺う。
    (4)人材の活用について
     ①労働基準法第十四条第一項第一号の規定に基づき厚生労働大臣が定める基準に該当する等、高度な専門的知識を有する方々にデジタル人材バンクの様に登録頂き、本市全体に寄与頂くことも考えられるが、見解を伺う。
福島市議会議場
福島市議会議場

Follow me!