衆議院第一議員会館にて、総務省・国土交通省・観光庁・内閣府のお話を伺って来ました。
総務省からは、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けたICTの取り組みについて、ICTを活用した多言語対応の推進、デジタルサイネージの機能拡大、オープンデータ利活用環境の整備、放送コンテンツの海外展開の促進、無料公衆無線LAN環境の整備、第5世代移動通信システム実現に向けた取組、4K・8Kの推進、世界一安全なサイバー空間の実現等に関してご説明頂きました。
特に、言葉・情報・移動の壁をなくし、日本の魅力を発信することや、インフラ整備に力が入れられています。
国土交通省と観光庁からは、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けたまちづくりについて、インバウンドの現状、インバウンド増加に向けた取組、受入環境の整備、バリアフリー化の推進等に関してご説明頂きました。
特に、訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート結果を見ると、旅行中最も困ったこととして、多い順から、「施設等のスタッフとコミュニケーションがとれない」、「無料公衆無線LAN環境」、「多言語表示の少なさ、わかりにくさ」であり、改善が求められています。
内閣府からは、稼げるまちづくりについて、空き店舗・古民家等を活用した起業・移住促進、観光需要を取り込むまちづくり、健康長寿をテーマとしたまちづくり、伝統的な街並みを活かした集客拡大、地場産業を核としたまちづくり、コミュニティの賑わいづくりに関してご説明頂きました。
特に、人材の確保・育成、協働体制に関する特徴的事例、円滑な資金調達に関する特徴的事例、遊休資産の活用に関する特徴的事例から、それぞれ3事例が紹介され、全国各地の取り組みを知る事ができました。
今回を一つのきっかけに、また、東京2020オリンピック・パラリンピックを一つの節目に、引き続き調査・研究を続け、政策立案を行い、議会等で提案してまいりたいと思います。